「月乃ー。行くよー。」


「え!?でも部活......」


そう言い終わる前に2人によって連行されるあたし。


「はい。行こうねー。」


「部活のことは真央にでも任せれば大丈夫だって。ねぇ真央。」


「みんながんば。あ、月乃ー。花歩も言ってるけど、部活の事はあたしがなんとかしとくから、安心していってら(笑"」

はい?!


「.......ま、ま、ま、真央の裏切り者ーー。いやだぁぁぁ。」


そう叫んだあたしを2人は、


「はいはい。月乃。行くよ。」


「ほら。パパさん達待ってるから。」


なんていいながら見事にあたしを攫っていったのだった。