空は大きくてカッコイイ。 蒼かったり、オレンジだったり。 夜になれば月も星も空の味方。 雲は気持ち良さそうに泳いでいて、 鳥は楽しそうに翔んでいる。 空はあたしにとって ディズニーランドよりも 断然夢の国だった。 「……行ってみたいな」 木の上でそう呟きながら手を伸ばすあたしは、小学校を入学したばかりのクソガキ。 友達といるよりも、 こうして木の上で空を眺めていた方が幸せだった。