空を翔びたい





紅葉は俺の胸の中に顔を埋めて泣いていた。


強がって、声を殺して。
小さくなって、俺の腕の中。
肩を震わせて、泣いていた。




俺は、背中を擦りながら、
星だらけの空を眺めていた。