「昨日の閉店後、どこで何してました?」 「……何でそんな事聞くんだ?」 「……」 さりげなく聞くつもりが、単刀直入に聞いてしまった。 紘哉は苦し紛れの言い訳をする。 「ほら……昼夜逆転の生活になるじゃないですか。どうしたらいいのか分からなくて」 「あー……そう言う事か」 納得したように美月は頷く。 「昨日だったらすぐに家に帰って寝たよ。意外と疲れるから」 「……ありがとうございます」 美月は少し困ったように笑い、店の中に入っていった。