こちらミクモ探偵事務所2




店内に入り、紘哉と霞は別々に別れた。

何だか厄介なことになった気がしてしょうがない。

紘哉は指定されたテーブルへ向かった。

「紘哉、こっちだ」

名前を呼ばれ、彼は振り向く。
そこには美女二人を両腕に抱え、手を振っている美月がいた。
赤いスーツがよく目立つ。

「美月さん……」

紘哉は一人の女性の隣に腰掛けた。

テーブルにはいくつかグラスが置いてあった。
恐らく既に飲んでいたのだろう。