「山田サンじゃないんスか?」 霞が不思議そうに首をかしげる。 「山田じゃない。ウォルターじゃ」 「だってさっきは……」 「ウォルターじゃ」 「山田サ……」 「ウォルター」 「……ウォルターさん」 折れた霞を見て、山田は満足そうに頷いた。