「にぎやかじゃのぉ」 店の裏口から山田が顔を出した。 四人はピタッと動きを止め、山田の方を向いた。 「いやはや、元気なことは良いことだ。 紘哉、霞、よろしく頼むぞ」 「……分かりました」 渋々頷く二人。 あまり乗り気ではない。 「弟瑠夢の事、救ってやってくれ」 「で、でるむ?誰ですか?」 紘哉が怪訝な顔をして聞く。