「首のロープのアトに、青酸カリ。 犯人は恐らく絞殺する予定だった。 しかし、抵抗されて手に負えなくなり、青酸カリの力を借りた。 こういう事でしょうね」 「でも……」 反論しようとする羽兎を、霞が手で制した。 「青酸カリを服用すると、口に激痛が走るから吐き出すって言いたいんスよね? でも実際は飲んだかもしれない。解剖すれば分かることッス。 人の致死量は0.15g。そんな少量を飲ませるの……ワケないッスよね?」