こちらミクモ探偵事務所2


「はい、三雲紘哉です。よろしくお願いします」

紘哉は頭を下げた。
それにつられて男も頭を下げる。

「茶漬長斗(ちゃづけ ながと) 54歳だ。
それで、早速なんだが……なぜここにいる?」

「……はい?」

「ワシはお前に依頼した覚えはないぞ」

「それでしたら、花形さんに依頼されました」

紘哉は恵一を指差す。
彼は少しポカンとした後、困ったように頭を掻いた。