「呼ばれたんスよ。茶漬センパイに」 「ちゃづけせんぱい?」 「知らないんスか?茶漬センパイ。多分この近くに……」 「ここにいるぞー!」 遠くから聞こえてくるダミ声。 その声を聞いた瞬間、恵一の顔がさっと青ざめた。 のそのそとやって来る巨体。 灰色のスーツを着たその男は、紘哉の前でピタリと止まった。 「アンタは確か……『事件のおくりびと』だな?」