なぜその名探偵がここにいるのか。 紘哉には全く理解できなかった。 霞は紘哉をチラッと見ると、隣にいる羽兎に声を掛けた。 「あ、ワトコ」 「お久し振りです、霞さん」 「ホント久し振りッスね。元気ッスか?」 「うん!お陰様で」 霞と羽兎が談笑する様子を見た紘哉は、少し驚いた顔をした。 「知り合いか?」 「あー……まあね」 羽兎が困ったように頬を掻く。