「そのさ、山田が黒蜜会の一員だったわけよ」 「……」 「債権者になれたのも、全部ヤミ金に手を染めてたかららしい」 「あり得ない話ではないな」 その話を聞いている間、紘哉はずっと苦い顔をしていた。 まさかここで名前が出てくるとは思ってもいなかった。 思い出したくない。 アイツらとはけりを付けたはずだ。