こちらミクモ探偵事務所2


「そのさ、山田が黒蜜会の一員だったわけよ」

「……」

「債権者になれたのも、全部ヤミ金に手を染めてたかららしい」

「あり得ない話ではないな」

その話を聞いている間、紘哉はずっと苦い顔をしていた。

まさかここで名前が出てくるとは思ってもいなかった。

思い出したくない。

アイツらとはけりを付けたはずだ。