権利書を渡し、山田はそそくさと店を出ていった。 途端に上がる歓声。 皆、何かから解放されたような清々しい笑顔になっていた。 そんな中、腕を組んで難しい顔をする霞。 「本当に山田さんはシロなんスかねぇ……」 「どうしてだ?」 「オーラが違うんスよ。花形サン、ついでに調べてもらえないッスか?」 「了解!」 恵一は霞に向かってビシッと敬礼をする。