正直もらっても困る。 しかし、人の好意を無下にするわけにもいかない。 取り敢えず紘哉は受け取った。 「それと……今日でここは店じまいじゃ」 「えっ!?」 その場にいた全員が声を上げる。 「何か……もういいかなと思っての。 借金もチャラにしてやる。 あと、店の権利書は美月に渡す。他の店に変えるなり何なり好きに使ってくれ」