そう言って、彼は上着の内ポケットから茶封筒を二つ取り出した。 見ただけでそこそこ金が入っているのが分かる。 二人は頭を下げ、それを受け取った。 「あぁ、それと紘哉くんにはコレ」 「何ですか?」 突然メガネケースを渡され、困惑する紘哉。 「主、よく眼鏡が似合っておった。だからこれは渡しておく」 「はぁ……ありがとうございます」