こちらミクモ探偵事務所2


「悪いけどさ、十五分くらい経ったら起こしてくれない?」

既に斗南はソファに横になろうとしている。
紘哉は慌ててそれを止めた。

「待ってください。いくつか質問に答えてもらってもいいですか?」

「いいけど……早めによろしく」

「分かりました」

紘哉はポケットから黒いボイスレコーダーを取り出し、スイッチを入れた。

もちろん、斗南は気付いていない。