「そう言えば、何で弟瑠夢さんは風邪薬が使えないんですか?」 すると、今までよく喋っていた斗南が急に大人しくなった。 「……誰から聞いた?」 「風の噂です」 「……」 斗南は小さくため息をつくと、首を横に振った。 「悪いけど、こればかりは言えない。ぼく達六人の秘密事項なんだ」 「そうですか……」