「実際に美月くんは人気投票で、いつも3位なんだよね。ちょっと意外」 「うるさいぞ」 次第に美月の顔が険しくなってくる。 キリエは、しまったと言うように舌を出した。 「……次、会ったとき覚えてろ。紘哉なんかに絶対に入れさせないようにしてやる」 「……え?」 突然会話の中に名前が出てこられ、紘哉は美月を一瞥した。 彼から得体の知れない殺気が出ている。 よっぽど店を抜け出したいのだろう。