こちらミクモ探偵事務所2


美月は指で紘哉に顔を近づけるように呼んだ。

どうやら、彼女らには聞かれたくない話らしい。
紘哉は言われるがままに、美月の側へ寄る。

「ここだけの話……俺達に深く関わってくる」

「……どういう事ですか?」

「人気投票で三回1位になったやつは、この店から抜け出せる。もちろん、借金はチャラだ」

「……!」

紘哉は若干驚いたように美月を見る。