美月は指で紘哉に顔を近づけるように呼んだ。 どうやら、彼女らには聞かれたくない話らしい。 紘哉は言われるがままに、美月の側へ寄る。 「ここだけの話……俺達に深く関わってくる」 「……どういう事ですか?」 「人気投票で三回1位になったやつは、この店から抜け出せる。もちろん、借金はチャラだ」 「……!」 紘哉は若干驚いたように美月を見る。