「まぁ、その分デメリットもあるんだけどね」 彼女はため息をつき、入れてきたコーヒーに口をつけた。 「デメリット?」 「うん。相性が悪いらしくて、子供とアスピリン喘息の人には使っちゃいけないの」 「……大変だな」 「そうね」 紘哉もコーヒーに口をつける。 飲んだ途端、彼は顔をしかめた。 それを見た紗季はクスクスと笑った。