「まぁ、アタシに答えられる事だったら答えるけど?」 「そうか。助かる」 「で、何の話?もしかして、好きな人がいるとか?」 「んなワケねぇだろ」 紘哉はため息をつき、カウンターに寄りかかる。 紗季は少し驚いたように、カウンターから乗り出していた体を引っ込めた。 周りに人はいなかったが、無意識に声のトーンを落とす。