「……で、どうなんだ?」 『何だ。その事か』 かなり重要な事のはずだが、恵一はケロッと答えた。 さほど重要では無いのか。 そんな考えが紘哉の脳裏をよぎった。 『恐らく解剖記録の事だと思うんだけど……はっきり言って大したことは無いな』 「……内容は?」 『うーん……じゃあ時間から。 死亡推定時刻は午前0時から1時の間。 死因は窒息死。まぁ、首にあったアトが原因なんだろうな』