こちらミクモ探偵事務所2


「……情報持ち逃げか?」

部屋から出ようとした霞を紘哉が呼び止めた。
思わず彼は足を止める。

「そんなんじゃ無いッスよ」

「じゃあ何だって言うんだ?」

「……別に何でもないッス」

「とても何もないようには見えないけどな」

紘哉の言葉にイラッとしたのか、霞は思い切り紘哉を睨んだ。

「……紘哉サン、僕達って推理勝負してるんスよ?」