紘哉は羽兎が思っていた通りの返事をした。 もちろん、本人は知る由もない。 「じゃあ、僕らにも借金があるって設定で通せばいいんですね?」 「そうしてもらうと話はすんなり通ると思います」 霞の質問に羽兎はコクリと頷いた。 これで明日からは、質問をしても変な顔をされずに済むだろう。 一通りの報告は終わった。 皆がリラックスモードに入ったその時、携帯電話の着信メロディが流れた。