こちらミクモ探偵事務所2


とうとう紘哉が口を閉じた。

言い負かしたのか……
羽兎は勝ち誇った顔をする。

「何勝ち誇った顔してるんだ?」

「え……」

そのままの表情で固まる羽兎。
何か嫌な予感がする。

「お前に話すつもりが無いんだったら、それなりの『テ』を使うだけだ」

そう言って彼はポケットの中から《宝箱》を取り出した。
それを机の上にカツンと置く。