「僕は紘哉サンと違って策士ッスから」 「策士、策に溺れると言う言葉を覚えておいた方がいいぞ」 「ご親切にどうも」 ギスギスとした空気が二人の間に流れる。 霞はフイッと紘哉から顔を背けると、焔美に目を向けた。 「で、ホム美さんは一体誰から聞き出してきたんスか?」 「マウトくんとチヅカくんだよ!」 「眞宇人に千津火ッスか……二人もよく聞き出せたッスね」