こちらミクモ探偵事務所2


「と言うより、何で手になんか書いたんですか?」

呆れながら紘哉が聞く。
焔美は縮こまった。

「お姉さん、色々と覚えられないんだ。カスミくん達と違って」

「記憶力よくなくても、これくらいの事……」

「ごめんね?」

両手を合わせ、首をかしげる。
紘哉は彼女を一瞥し、小さくため息をついた。

「終わった事はしょうがない。これからを考えましょう」

「うん!」