「大丈夫ッスよ。ただ、吐き気が催しただけッスから」 「全然大丈夫じゃないじゃない!」 焔美が声をあげる。 「トイレ行ってきた方がいいんじゃない?」 「そこまでじゃないッス。ただ精神的なものであって……」 霞は焔美からフイッと顔をそらした。 彼女は若干困ったように頷くと、羽兎の方へ目を向けた。 「ワトちゃんも、そんなそっぽ向いてないで!」