「そうなんだ……じゃあ、昨日の閉店後は何してた?」 「マウト兄ちゃんと飲んでた」 「まぁ、そこはマウトくんと同じじゃないとおかしいよね」 焔美の発言に千津火は、大げさにため息をついた。 「ホム美さん、探偵でしょ?もうちょっとバレないようにできないの? ……それとも他に探偵がいるとか?」 「……!」 さっきから千津火は核心を突いてくる。