「じゃあ、昨日の夜とかは何してたの?」 「昨日の夜?それだったら千津火と二人で飲んだよ。なぁ?」 「う、うん……」 いよいよ千津火の顔が歪み始めてきた。 彼はスクッと立ち上がると、焔美の腕をつかんだ。 「ど、どどどど、どうしたの?」 突然の事で焔美は気が動転している。 彼は目を伏せたまま、眞宇人に向かって静かに言った。 「……ちょっとホム美さん借りるね」 彼は眞宇人の返事を待たずに、焔美を連れてその場から離れた。