こちらミクモ探偵事務所2


「じゃあ、昨日の夜とかは何してたの?」

「昨日の夜?それだったら千津火と二人で飲んだよ。なぁ?」

「う、うん……」

いよいよ千津火の顔が歪み始めてきた。
彼はスクッと立ち上がると、焔美の腕をつかんだ。

「ど、どどどど、どうしたの?」

突然の事で焔美は気が動転している。
彼は目を伏せたまま、眞宇人に向かって静かに言った。

「……ちょっとホム美さん借りるね」

彼は眞宇人の返事を待たずに、焔美を連れてその場から離れた。