紘哉はボソッと呟いた。 被害者の首の回りにはロープで絞められたような青いアザがあった。 「で、何なんだろうね。この臭い」 羽兎が口元に手を当てて辺りを見回す。 「微かだが……アーモンドらしき臭いがするな」 「アーモンド?でもそんなもの見当たらないよ?」 テーブルの上には空のコップ。 そして白い粉が入ったビン。 「何だこれ?」 紘哉が手を伸ばそうとしたその時。