突然話を振られ、千津火はうろたえた。 それに気付いていないのか、眞宇人は千津火に構わず話を続ける。 「取り敢えずいいやつだよ。気が利くって言うのかな? それに千津火と二人、兄弟キャラで人気がある。 弟瑠夢が兄貴、千津火が弟といったところかな?」 「なるほどぉ……」 取り敢えずいい人だった。 千津火と一緒にいた。 このくらいだったら自分の頭にインプットできる。 焔美は手に小さく書いたメモをチラッと見た。