2人で仲良くクラスを見に行く。
かなり楽しみな私。
のんちゃんと一緒がいいな…
とか思う。


「衣織里わ、ドジだから
乃想実がいなきゃ!」

「んな事ないよー
大丈夫だからっっ!!」



門から土間辺りまで歩く。
皆土間辺りに集まってる。

わー、いっぱい。
皆うちらと同じ気持ちだょね。


「あ、あった!
あったよ、のんちゃん」

「衣織里、待ってよ〜」

「早くー、のんちゃん!」

「分かったよー
………あ、衣織危ない!!」


のんちゃんが教えてくれた時は
もう遅かった。


「んー? あだっっ!!!?
わっ、わ わ わ、
すいません!!」

「ほぉら、言ったぢゃない」


おもっきしぶつかっちゃった私
うわっぁ…最悪…。

「うわぁっ!!!?
気をつけろよな?」

「ああわわわ…
す、すいません」

「まあ、俺もごめん
………ってゆぅか、
ちっさいな、お前」

「え? お前って誰ですか?」

ちっさいな だとー!?
私それ1番気にしてる!!
私の身長わ、149cmとゆう…
あと1cm足りなくて
150もないとゆう…

可哀相な話しっ。
それを、ちっさい と
言うなんてっっ!!!!
気遣いないーーっ!!

誰だ?
顔見たろうぢゃないか!


「んなっ、小さいとわ
失礼です!!」

「だって、小さいじゃん?
身長いくつ?」

「149cmで す よっ!!」

「はぁ? まぢで?
俺と30cmも差あるぢゃん?
お前ちっさすぎ」

「さ、30cm!!!!!?
でっか!
君、背いくつ?
あと、私お前ぢゃないですよ」


30cmとか差ありすぎ!
あいつがデカすぎる。