私は、休みの日、家の手伝いをしている
自分で言うの恥ずかしいが以外とお客が多い。
お年寄りから子供まで、
常連さん、
観光客、
寄り道程度の人
「ねぇすごぉく甘いィあんみつチョーダイ」
げっ、ギャル…私ギャル苦手…
「かしこまりました。」
私の自信作なんだよね。
「ハイ、あんみつです。」
どーだ!!
「…なにこれ、きな粉が多いから口ん中パサパサなんだけど、しかも全然甘くない!!てか、まずい」
……ウソ……私の自信作なのに まずいって言われた…
「ったく謝りもしないで帰る!!」
涙腺が、一気に緩んだ今までこんな事じゃ泣かなかったのに…
「おい、バカ小町!!」
あ、光弥…何でだろ?
すごくホッとする…光弥だぁ光弥
「なんだよ、急に」
「光弥がぁ」
「俺のせい??」
私は、首を横にふった
私は、光弥に全部話した。

「へーじゃあそのあんみつくれ」
私は、光弥にあんみつをあげた 「…。確かにパサパサしてる。
生クリームを足して、きな粉を減らせばいいんじゃないかな?」
でも、生クリームは私が作ると硬くなっちゃうし、私が作る
あんみつとは、あまり合わない…
「俺も、手伝うから、大丈夫だ」
ありがとう
「ありがとう光弥。」
「大丈夫だから!」

光弥だけだ。こんなに優しいのは周りの男子にこんな優しくない。すごくうれしい…
あ…また涙腺が緩んだ…
「大丈夫だよ。泣くなよ。」
「うん…がんばる」


私、がんばる
光弥のためにも、自分のためにも