はあ…と手を握られたままあたしは頭を働かせる。 すずもとりん… どこかで聞いたような… あれ…? 仲良しだった子の名前って確か… あ! 泣き虫りんくんだ! あたしの表情を見て、凛くんはまたにこりと微笑んだ。 「思い出してくれた?」 あたしはその問いに首を縦に振る。