「何が大丈夫なの?もうだめよ。私。」

告られたこともないし、だめなんだよ、きっと。


「げ、元気だしなって!今日バイトの面接なんでしょ?」


「うん。面接。ファミレスの。」

そうだ。面接だ。5時からか。
忘れそうだったよ。
大丈夫!桃果、頑張って!


「頑張ってよ。あたし贔屓にしてあげるから。」


「まかしてええ!」


「うるさい」


「ごめん」