ぶたさん4

 ちがう、とか、それでも、とか、いろんな言葉がぶたさんの肺に生まれましたが、どの言葉もノドを通ることすらありませんでした。 なにも見えず、なにも言えない空間の中、ふしぎな声だけがぶたさんを押しつぶします。