カシャッ
カメラの音が鳴る。
「いいよ、愛莉!その笑顔!」
カメラの音にあわせてポーズを変える。
「はい、おつかれさん。」
「おつかれさまでした。」
撮影が終わった。
あたしは、『松本 愛莉』。
高校1年生の女の子。
あたしは、中学生の時に雑誌のオーディションに応募した。
それから、中学生雑誌のモデルを卒業して高校生向けの雑誌でモデルをしている。
「愛莉~、撮影おわった?」
「うん。」
話しかけてきたのは、同じ雑誌の専属モデル『高橋 杏奈』。
背が高くて、足が長い美人さん。
「じゃあさ、買い物行こう?」
「いいよ!じゃあ、着替えてくるね!」
「りょーかい!」