悪魔な執事と我が儘王子





「おはようございます
アレンお坊ちゃん。」


「…あぁ」



廊下を歩いてると、
掃除をしているメイドや執事などが

俺に挨拶をしてくる


「お坊ちゃん、もうちょっと
元気に言ってはいかがですか
そんな無愛想ではなく」


「いつものことだ」


「しかし…」


「構うな、早く準備をしろ」



「御意」




俺が無愛想なのは
みんなが分かりきってる事


昔、目の前で母親を殺されてからは


笑い方など忘れた



「今日は、スクランブルエッグにベーコンを添えております」


「…あぁ」



「お飲み物は何を?」



「いつもと同じだ」



「かしこまりました。」



素早い手つきで紅茶を入れる執事。


カイ。


こいつとは会ってざっと
150年ぐらいになるだろう。