「坊ちゃん、朝でございます」


「坊ちゃん?朝ですよ」



「うるさい、分かっている」


目を開けるといつもの光景。
執事が朝の紅茶を入れていて


横にはしわもないほどキレイに畳まれた服


ベッドから起き上がり
入れ立ての紅茶を口にした



「はぁ…」



軽くため息をしてから
キレイに畳まれた服に手を伸ばし、


上から順に着替えて行く



「カイ、リボンを結べ」


「かしこまりました」



服のリボンを結んでもらい
俺は朝食が準備されてる部屋へと



足を運んだ