────グチャ
周りのやつらが驚いている。
そりゃあそうだな。だって、私がそのナイフを握りしめてるから。
手からは血が流れている。
「てめーは、私を殺せば満足なの?」
綾香は震えていて、ナイフを離した。
「本気で人刺す気もねぇーくせに、こんなもの使うんじゃねーよ!」
そう言ってナイフを投げた。
「あんた綾香だっけ?お前らに1つ提案がある。…………私達の仲間になんない?」
綾香はポカンとしている。
「私達の仲間になる気があるなら明日の夜私達のたまり場にきて。」
私はたまり場の場所を教えて、倉庫をでた。

