○○町にある倉庫についた。見た目は結構ちゃんとしてる。
でかいドアを開けて中に入る。
「ひろっ!」
コンクリートでできている床が一面に広がっている。多分30疊くらいある。
「雅樹さん掃除してくれたみたいね。」
そう言った美由紀は、階段のある方に歩いて行く。
階段を上って二階には部屋が4部屋あった。一番奥の部屋には、ソファー、冷蔵庫、テレビ、机、パソコンがおかれていた。
「わざわざ揃えてくれたんだぁ、雅樹さん!」
月はそう言って黒のソファーに座った。
「これからどおするのかしら?」
「まず、私達に仕掛けてきた“金蝶”を潰す。」
「久しぶりに喧嘩できるぅ!」
「私達は喧嘩は売らねー。売られた喧嘩だけ買う。それは、昔も今も変わんない。」
「わかってるわ。」
「いつ潰すの?」
「今日いろいろ準備して、潰しに行くのは明日の夜。」
「わかったわ。」

