─────コンコン
「入っていいぞー」
そう言われて理事長室の中に入った。
「お前らあんまり暴れんなよー。」
「何が?」
「さっきの見てた。一応俺の後輩なんだから、あんまりイジメんなよ。笑」
「雅樹さん見てたんだぁ!」
「まぁな。
それより本題に入るぞー。」
雅樹兄の言葉に真剣になる。
「まず、俺がしてやれんのは倉庫の準備。お前らのたまり場を準備した。○○町に潰れた工場がある。そこは、昔俺らが使ってた。ある程度の物もそこにおいてある。」
「何から何まですみません。」
「俺は、お前たちがやりたいって言うことはやらせてやりたい。俺は、3人の兄貴だからな!ただ、お前たちが思ってるよりこの世界は狂ってる。俺はお前らを危険なめにあわせたくねぇ。
ただ
……自分達の居場所を作ってほしい!」
雅樹兄の言葉が胸に響いた。
「雅樹兄、ありがとう。」
私達は倉庫に向かった。
私達の居場所に……………

