飲み会が始まって1時間。
私達3人はチームのことについて話ていた。そこに、お母さん達が入ってきた。



「多少の問題は目をつぶるわ。でも、あまり無茶なことはしないでちょうだい。」

美由紀のママが心配そうに私達にそう言ってきた。

「何かあったら雅樹に言いなさい!雅樹なら絶対力になってくれるから!」

わかってるよお母さん。


「まぁ、今しかできないことだから。思う存分楽しみなよ。若者たち!」

月のママ酔いすぎ。



お母さん達が言いたいことは十分わかってる。チームを作るって中途半端な気持ちじゃできないってこともわかってる。


覚悟はもう決めた。



「私達は、これ以上大切な奴を失いたくない。だからチームを作る。自分を守るためにも、仲間を守るためにも。」



2人も頷いていた。