その後、月が
「お祝いしよぉ!」
って言うから、私は冷蔵庫にお酒をとりにキッチンに向かった。
リビングには、お母さんが1人でテレビを見てた。
「今日仕事じゃないの?」
「あ!詩織に言い忘れてたわぁ。仕事辞めたのよ!雅樹から『2人位養えるから、仕事辞めてもいい』って言われて!」
「そうなんだ。それじゃあ、今までお疲れ様。ゆっくり休んで。」
私はそう言って冷蔵庫にあったビールをお母さんにわたした。
「あら。ありがとう!
そういえば、詩織達レディース作るんでしょ?雅樹に聞いたわよ!」
「レディースじゃないから。まぁ、チームみたいな感じ。」
「そうなの!それじゃあ、月と美由紀のママも呼んでお祝いしましょ!!」
そう言って月と美由紀のママに電話してる。
そんなお母さんをほっといて自分の部屋にもどった。

