屋上のドアを開けて驚いた。


「なんで女がいんだよ」

ここに俺達以外人がくることはまずない。しかも、女。
近くによってその女の顔を見て驚いた。

ハーフのような顔。金髪に近い茶色の髪。なにより、寝ながら涙を流しているそいつを見て「守りてぇ」そう思った。