泣き疲れて寝ている恵美。 さっき来た2人には、すべてを話した。 「恵美が一番苦しいのに、うちが泣いてらんないでしょ?」 そう言って必死に泣くのを我慢している月。 「恵美ならきっと立ち直ってくれる」 恵美の手を握っている美由紀。 そんな2人に私は 「今なら泣いていい。けど、恵美が起きたら笑顔でいよう。」 って言った。 3人で声を押し殺すように泣いた。