屋上について、タバコをだして一服した。 ──────四年前 私達がまだ小学6年生だった頃。私達はいつも“4人”だった。 「詩織だぁーいすき。」 この子は恵美。いつも一緒だった。 「今日は先に帰ってて!」 「何でぇー?」 月が聞く。 「居残りしなきゃ!」 「わかった。」 私達は先に帰った。