2人は何もしゃべらないで、心配そうにこっちを見ている。 「最近、お前らに仕掛けてる族だって汚いことばっかりしてる。誰か1人でも負ければ、あとは男に売られる。そういう、世界なんだよ!!!」 「なんで、もめてること知ってんだよ?」 「俺の情報なめんな。」 雅樹は全国No.1のBlue Roseの元幹部だった。 「私達はいつだって3人で戦ってきた。」 「恵美ちゃんみたいになるんだぞ!!!」 雅樹のその言葉にビクッとした。 「考えとく。」 私は校長室を出て屋上に向かった。