「来夏、お前バカなんじゃなぁい?
うちらがあんな雑魚に負けると思ってんの?あんな奴らうち1人で倒せたしぃ。」
月はそう言って来夏の頭をくしゃくしゃっと撫でた。
「あら、月。嘘はいけないわ。1人でなんか倒してないじゃない。」
「美由紀!かっこよくキメたんだから、余計なこと言わないでよぉ!」
「本当のこと言っただけよ。」
「美由紀うるさぁーい!」
「うっせー。」
私がそう言うとみんな黙った。
「来夏、うちらがお前に頭下げられる意味がわかんねぇ。みんな何とも思ってねーんだ。」
「はい。わかりました。」
そう言って教室を出て行った。
「次のトップは来夏だな。」
「そうね。」